音楽サブスクは、スマホひとつで数千万曲が聴き放題になる便利なサービス。
Apple MusicやSpotify、Amazon Musicなど、さまざまなサービスが登場し、音楽の楽しみ方は大きく変わりました。
しかし一方で、「使ってみたけど元が取れていない」「自分には向いていなかった」という声も少なくありません。

音楽サブスクって便利そうだけど、本当に元が取れるのかな?



人によっては「もったいない」と感じることもあるけど、その理由やコスパの見極め方を解説するよ!
- 音楽サブスクがもったいないと感じる理由が知れる
- 音楽サブスクはどれがいいのかがわかる
- 音楽サブスクを無駄にしないための活用術がわかる
本記事では、音楽サブスクが「もったいない」と感じる理由や、Apple Musicがそう言われる背景・主要サービスのコスパ比較・解約した人のリアルな声まで詳しく紹介します。
これから利用を検討している方はもちろん、すでに加入している方も、自分に合った使い方を見つけるヒントにしてください。
音楽サブスクが「もったいない」と感じる理由とは?


音楽サブスクがもったいないと感じる理由は下記の通り。
あまり音楽を聴かないと損に感じる
音楽サブスクは、月額料金を支払えば数千万曲が聴き放題になる便利なサービスです。
しかし、月に数回しか音楽を聴かない人にとっては、料金の元が取れず「もったいない」と感じやすくなります。



月1,080円って安いようで、ほとんど聴かない月はもったいないよね?



1曲100円と考えると、月に11曲以上新曲を聴かないと元が取れない計算だよね。
同じアーティストや曲ばかり聴く人には不要?
サブスクの魅力は「新しい曲との出会い」ですが、同じ曲をリピートする人は、CD購入のほうが経済的に安くなる場合があります。



私は推しのアルバムだけリピートしてるから、サブスクいらないのかな…?



そういう人はCD購入のほういいかもね!
さらに、購入すれば解約後も聴き続けられるという利点もあります。
配信されていないアーティストが多い
意外と多いのが、配信されていないアーティスト問題です。



邦楽って配信されてない曲も多いよね



一部のアーティストは配信契約をしていない場合があるから調べてから入会しようね!
好きなアーティストの曲が聴けないと、サブスクの価値が半減してしまいます。
解約するとすべての楽曲が聴けなくなる
サブスクはレンタル形式なので、解約すればダウンロードしていた曲も再生できなくなります。
「お気に入りの曲を長く手元に残したい」という人には不向きです。
音楽の所有感がないことに抵抗がある人も
CDやレコードのように「モノ」として残らないため、所有欲を満たせないという声もあります。
特典付きCDやジャケットをコレクションしたい人にとって、サブスクは味気なく感じることがあります。
Apple Musicが「もったいない」と言われる5つの理由


Apple Musicがもったいないと言われる理由は以下の通り。
理由 | 詳細 |
---|---|
月額料金が高い | 個人プラン1,080円(※2025年時点)は他社よりやや高め |
聴かない月も定額発生 | 再生回数に関係なく料金が発生 |
ファミリープランのトラブル | アカウント共有や住所制限の問題が起きやすい |
アルゴリズム問題 | 同じ曲やアーティストばかり表示されるケース |
代替サービスがある | Prime MusicやYouTube Musicでも十分と感じる人が多い |
Apple Musicでは上記の理由でもったいないと言われていますが、他の音楽サブスクでもこういった問題は発生しやすいです。
音楽サブスクはどれが一番コスパがいい?主要サービスを比較!


たくさんある音楽サブスクのなかでどれがコスパいいかを紹介します。
サービス名 | 個人料金 | 楽曲数 | 無料プラン | 特典 |
---|---|---|---|---|
Apple Music | 1,080円 | 約1億曲 | なし | 高音質・空間オーディオ |
Spotify | 1,080円 | 約1億曲 | あり | プレイリストが豊富 |
Amazon Music Unlimited | 1,080円(Prime会員は980円) | 約1億曲 | あり | Prime特典と連携可能 |
Apple Music
Apple MusicはAppleが提供する定額制の音楽ストリーミングサービス。
1万曲以上の楽曲が聴き放題で、オフライン再生やプレイリスト作成も可能です。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Apple Music |
提供会社 | Apple |
配信曲数 | 約1億曲以上 |
月額料金 | 個人プラン:1,080円(税込) ファミリープラン(最大6人):1,680円(税込) 学生プラン:580円(税込) |
無料体験 | 3か月間(キャンペーンにより変動あり) |
対応端末 | iPhone、iPad、Mac、Windows、Apple Watch、Android、HomePod など |
主な機能 | ストリーミング再生、オフライン再生、歌詞表示、ラジオ、プレイリスト作成、空間オーディオ対応 |
Apple Musicのメリット
- 楽曲数が非常に多い:洋楽・邦楽問わず幅広くカバー
- オフライン再生可能:ダウンロードすれば通信量を気にせず再生可能
- iPhoneやMacと連携がスムーズ:Apple製品との相性抜群
- 空間オーディオ・ロスレス音質対応:高音質で音楽を楽しめる
- 歌詞表示や自動プレイリスト機能:曲を探す手間が少ない
Apple Musicのデメリット
- 料金が少し高め:特に個人プランは他サービスより割高に感じることも
- あまり聴かない人にはもったいない:月額を払っても利用頻度が低いと損に感じる
- 配信されていない曲もある:アーティストによっては未配信のことがある
- 解約すると楽曲を聴けなくなる:所有権がなく、あくまでサブスク形式
Apple Musicは、iphoneを買って設定後に絶対入っているアプリの1つで、すぐ聴ける点で便利なサービスです。
料金も高いとされていますが、MV(ミュージックビデオ)も見れる点では、他と比べると安いと感じました。
Spotify
Spotifyはスウェーデン発の定額制音楽ストリーミングサービス。
世界中の音楽を聴けるほか、ポッドキャストも充実しています。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Spotify |
提供会社 | Spotify Technology S.A. |
配信曲数 | 約1億曲以上 |
月額料金 | スタンダード:1,080円 スチューデント:580円 デュオ:1,480円(2人) ファミリー:1,880円(6人) |
無料体験 | 1か月 |
対応端末 | iPhone、Android、PC、Mac、タブレット、スマートスピーカー、車載オーディオ など |
主な機能 | ストリーミング再生、オフライン再生、歌詞表示(一部のみ)、プレイリスト作成、ポッドキャスト、レコメンド機能 |
Spotifyのメリット
- 無料プランがある:広告ありでも聴けるのでお試しやライトユーザー向き
- 幅広い音楽・ポッドキャスト:世界中の曲やラジオ番組を楽しめる
- プレイリスト作成やレコメンド機能が優秀:AIによるおすすめが的確
- クロスプラットフォーム対応:iOS・Android・PC間で同期可能
- 家族・学生向けプランが充実:お得に利用できる
Spotifyのデメリット
- 無料プランは広告が多く、スキップ制限あり
- Apple製品との連携はApple Musicより劣る
- 空間オーディオやロスレス音質は非対応(一部制限あり)
- 一部の歌詞表示や曲配信が限定的
Spotifyは、無料でも聴けるのでお金をかけたくない人にはコスパのいいサービスですが、広告が定期的に入るのでずっと聞きたい人にはデメリットとなっています。
毎月そこまで音楽を聴かない人や2人で利用したい人はSpotifyがおすすめ。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimitedは、Amazonが提供する定額制音楽ストリーミングサービス。
Amazon Echoなどのスマートスピーカーとの連携に強く、プライム会員ならお得に利用できます。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Amazon Music Unlimited |
提供会社 | Amazon |
配信曲数 | 約1億曲以上 |
月額料金 | Amazonプライム会員:980円(年額9,800円) プライム会員ではない人;1,080円 ファミリープラン:1,680円(年額16,800円) ワンデバイスプラン:480円 学生プラン:580円 |
無料体験 | 1か月 |
対応端末 | iPhone、Android、PC、Mac、タブレット、Fireタブレット、Amazon Echo、その他スマートスピーカー |
主な機能 | ストリーミング再生、オフライン再生、プレイリスト作成、歌詞表示(一部)、Alexa連携、ハイレゾ・ロスレス音質対応 |
Amazon Music Unlimitedのメリット
- プライム会員なら割安で利用可能
- Echoなどスマートスピーカーとの相性抜群
- 1億曲以上の楽曲を高音質で楽しめる(HD・ULTRA HD対応)
- オフライン再生・プレイリスト作成が可能
- 家族プランで最大6人まで利用可能
Amazon Music Unlimitedのデメリット
- プライム会員でないと割高に感じる
- Apple製品やAndroid端末との連携はApple MusicやSpotifyほどスムーズではない
- 歌詞表示は一部の楽曲のみ
- 無料プランはなし(Amazon Prime Musicで一部楽曲のみ利用可)
Amazon Music Unlimitedは、Amazonプライム会員は100円引きで利用できます。
Amazonプライム会員ならおすすめできますが、非会員ならAppleMusicやSpotifyの方が連携などの面でおすすめです。
「もったいない」と感じる前に確認したいポイント


もったいないと感じる前に確認したいポイントは5つ。
月に何曲くらい聴くのかを計算
アルバム1枚を購入するのに5,000円前後かかると考えると、月に1枚分以上聴く人は、サブスクの方がお得です。
好きなアーティストが配信されているかチェック
アーティストによっては、音楽配信されていない場合があります。
確認方法としては、音楽サブスク内の検索でアーティストを入れる・Yahoo!やGoogleで「アーティスト名+音楽サブスク」で検索するなどをしてみましょう。
無料体験やお試しプランを活用
音楽サブスクの中には、1ヶ月無料キャンペーンを行っているものもあります。
Apple musicやAmazon Music Unlimitedは、無料体験があり、Apple Musicに関しては3ヶ月無料体験のキャンペーンがあったりします。



普段は1ヶ月だから3ヶ月のキャンペーンだったら入会してみよう!
他サブスクとの併用や乗り換えを検討
音楽サブスクを全然利用したことがない人は、入会キャンペーンをたくさん使えるチャンス!
有料になる前に入会キャンペーンがあるサブスクに乗り換えるなどをすると、何ヶ月間か無料で利用できます。
- Apple Music
- Amazon Music Unlimited
- Spotify
- LINE MUSIC
- YouTube Premium
- dヒッツ
音楽サブスクをやめた人のリアルな声


音楽サブスクをやめた人のリアルな声を紹介します。
主なやめた理由
- 音楽を聴く時間が減った
- 他サービス(YouTube、Prime Music)で代替できた
- コストパフォーマンスに疑問を感じた
やめて良かった点
- 固定費削減
- CD購入の楽しさを再発見
後悔した点
- 外で音楽が聴けない
音楽サブスクを「無駄にしない」ための活用術


音楽サブスクを無駄にしないためにやったほうがいいことは下記のとおり。
- プレイリストを定期的に更新し、飽きを防ぐ
- ダウンロード再生で外出先でも快適に聴く
- 毎月の再生履歴をチェック
- 家族や友人とファミリープランを共有
- 不要と感じたらすぐ解約する柔軟さ
毎月定額で料金が発生するので、同じ音楽をリピートするよりも、毎月何曲か新曲などをプレイリストに入れてみると無駄になりません。
通勤中や休日のおでかけなどに音楽サブスクを活用するとCDを買うよりもお得になります。
CD購入と音楽サブスク、結局どっちがいい?


CDとサブスク結局どっちがいいのかを比較していきます。
項目 | CD購入 | 音楽サブスク |
---|---|---|
所有権 | あり | なし |
コスト | 1曲100〜250円 | 月額定額 |
新曲入手 | 購入が必要 | 即配信 |
音質 | 高音質可 | サービスによる |
特典 | ジャケット・イベント応募 | なし |
結論、音楽好きで多くのアーティストを聞く人や毎月CDを買ったり借りたりする人は音楽サブスク。
形として持っておきたい人や購入特典がほしい人はCD購入がおすすめです。
音楽サブスクはやめてしまうとすべて聴けなくなるデメリットはありますが、知らないアーティストに出会えたり、CDを買う人にとっては年間を通して安い場合もあります。
比較やメリット・デメリットを見て、自分にあう方を選びましょう。
音楽サブスクが向いている人・向いていない人


音楽サブスクが向いている人と向いていない人を紹介します。
音楽サブスクが向いている人
音楽サブスクが向いている人は以下の通り。
- 毎日音楽を聴く
- 新曲や多ジャンルを楽しみたい
- コスパを重視(ファミリープラン利用)
毎日音楽を聴く人はもちろん、いろんなジャンルを聴く人は音楽サブスクの相性がいいです。
CDレンタルでも安く抑えられますが、何枚もレンタルをしたら音楽サブスクのほうが高くなってしまいます。
安く抑えたいなら、音楽サブスクをおすすめします。
音楽サブスクが向いていない人
音楽サブスクが向いていない人は以下の通り。
- 特定アーティストだけを聴く
- 所有欲が強い
- 月に数曲しか聴かない
音楽サブスクの醍醐味はたくさんのアーティストの曲が聴けるというメリット。
1人のアーティストをずっとリピートする人はアルバムを買うかレンタルするほうが安いです。
レンタルや購入の場合、パソコンに取り込んでデータを保持できるので、所有していたい人は購入やレンタルをおすすめします。
音楽サブスク まとめ


音楽サブスクは、音楽を日常的に楽しむ人にとっては非常に便利でコスパの高いサービスです。
一方で、特定の曲やアーティストしか聴かない人、音楽を聴く時間が少ない人にとっては「もったいない」と感じることもあります。
ポイントは、自分の音楽ライフに合ったサービスとプランを選ぶこと。
- 月にどれくらい音楽を聴くのか
- 好きなアーティストが配信されているか
- 無料体験やファミリープランを活用できるか
これらを確認すれば、サブスクを「無駄にしない」使い方ができます。
まずは無料トライアルから始め、自分の生活にフィットするかどうか試してみましょう。
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